【88】 花蘇芳は楊貴妃の花


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鵲声庵の花蘇芳(はなずおう)が、鮮やかな紅紫色の花を付け出した。
昨年は3月末には満開だったのに、今年は開花が遅く、今日(4月4日)は 未だ 「七分咲き」 というところだ。
間もなく、枝いっぱいの蕾も全開し、より艶やかに円熟した色に変るだろう。

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花蘇芳は、葉に先立って花が咲くのだが、花柄がなく、花の付き方も変わっている。
蝶のような丸っこい1cmほどの花片を、枝にびっしりとくっつけたように咲かせる。

中国原産で、中国は唐・長安の雰囲気を濃厚に漂わせる花木である。
世界三大美女の一人に数えられる あの楊貴妃の絵には、この花の傍に立っている姿がよく描かれている。
楊貴妃は、数ある花のなかでも、こよなく花蘇芳を 愛していたといわれているからだろう。

 そこで一句
  楊貴妃と 婉を競うや 花蘇芳

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   ※ 冒頭の写真は七分咲き(4月4日)、他は満開の花(4月8日差替え)




この記事へのコメント

仮分数
2008年04月06日 10:45
つぶつぶの花とおもっていた花が
花蘇芳と言う名前と知りませんでした
私は 酒饅頭の底葉と思っていました。
爺様本当にありがとう
私の人生の思想の師と仰ぐ方です

花言葉は「豊かな生涯」
嬉しい花言葉です。
仮分数
2008年04月08日 15:53
花蘇芳の話を 秋田角館の友人に話したら
武家屋敷にあり、今綺麗な胡蝶の花を咲かせている
若葉の出るわずかな期間に、咲く花
5月には一斉に緑の葉が覆う
そんな激しい変化に 武士は魅力感じると言う

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