テーマ:俳句

【101】 崎戸炭鉱、謎の俳句小父さん

「 これ、子供らよ、騒ぐでない。  小父さんが俳句を教えてやろう。  静かに聞いていなさい 」 俳句小父さんは、例によって、子供らを前に並ばせた後、ピンと横に張った立派な髭を おもむろに両手の指でしごきながら、やおら口を開くのである。 「 『 いつ見ても 左巻きなる 我が野糞かな 』 、どうだ、分かるかな、遠足に行った時の俳…
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【63】 消えていく言葉

  朝顔に 釣瓶取られて もらひ水  千代   「加賀の千代女」 の有名な句である。 一昔前までは、小学校で俳句の習い始めに、芭蕉の「 古池や・・・」 とか、一茶の 「 雀の子 そこのけそこのけ・・・」とか、蕪村の「 菜の花や 月は東に・・・」 などと一緒に、分り易い代表的な俳句として教えられていたものだ。 ところが、最近…
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