【70】 ツワブキ(石蕗)の花

11月になると、鵲声庵では庭のあちこちの石蕗が、黄色い可憐な花を一斉に咲かせる。 この時期、鵲声庵は花が余り多くないだけに貴重である。 ところで、石蕗がキク科の植物だと聞いて、「 えっ、ほんとぉ?」 と驚く人が多いが、わが庭を訪れれば「 なるほど、野菊の花と同じだ」 と納得する。 石蕗の花だと意識して見たことがない人は、あ…
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【69】 パソコンが熱中症でダウン

今年の夏は、殊のほか暑い日が続いた。 熱帯夜も、記録更新を狙っているかのように連日連夜続いていた。 私は、クーラーを入れたままで寝ると どうも翌日調子が良くない。 しかし、連夜のこの暑さではどうしようもなく、摂氏29度の1時間後切タイマーで就寝するのだが、夜中に暑くて眼が覚め、切タイマーを また1時間延長したり、その繰り返…
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【68】 蛸の日

NEC 121ware News によると、8月 8日は 「タコの日」 だという。 「八」 は末広がりで 「多幸」 だから縁起が良いとされ、人気の食材でもある。 また、蛸の置物は、「置くとパス」 するからと 受験生に人気があるらしい。     (※ 蛸のイラストは蛸研究会のホームページより転写)     ※ 長崎…
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【67】 高砂百合

鵲声庵の庭に、今年も 「高砂百合」 が見事に咲きそろった。 バンマツリ、紫陽花 そして百日紅が終わり、8月に咲く花がないので、高砂百合の開花は貴重である。 真夏の炎天下に咲き誇る 17,8センチ程の純白の花は、陽光に映えてより白く輝き、己の純潔を誇示するかのように美しく健気でさえある。 高砂百合の花は鉄砲百合に…
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【66】 「唐茄子、カボチャ の アンポンタン!」

「 唐茄子、カボチャ の アンポンタン!」 「 お前の母ちゃん、出べそ!」 今も言っているかどうか知らないが、むかし、相手をからかう時に使っていた囃し言葉である。 今の 「苛め」 ほど深刻なものではなく、皆で囃し立てる時の決まり文句であった。 その頃は、誰にでも言うし、誰からでも言われる からかい言葉だった。 しかし、…
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【65】 西瓜の空中栽培

今年も、鵲声庵の裏庭のフェンスに西瓜が生った。 普通、直径14センチ程の小玉スイカである。 大きいのは、横周り直径17センチ 縦長さが20センチのもある。 昨年は、5本の苗に15 個の実を付けたのに、今年はずぼらして牛糞堆肥を施らなかったからだろうか、同じ5本の苗に10 個しか生らなかった。 西瓜も現金なものだ。 …
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【64】 大人の風格

読売新聞「編集手帳」は、先日79歳で亡くなった臨床心理学者(元文化庁長官)河合隼雄氏を、『 いまの世では数少ない 「大人」 の風格をもつ人だった 』 と評していた。 「大人」 に ルビが振ってあったので、以前どこかの雑誌で、最近の大学生が読めない字の一つに挙げていたのを思い出した。 「大(人)」 は、『大人の風格』、『大…
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【63】 消えていく言葉

  朝顔に 釣瓶取られて もらひ水  千代   「加賀の千代女」 の有名な句である。 一昔前までは、小学校で俳句の習い始めに、芭蕉の「 古池や・・・」 とか、一茶の 「 雀の子 そこのけそこのけ・・・」とか、蕪村の「 菜の花や 月は東に・・・」 などと一緒に、分り易い代表的な俳句として教えられていたものだ。 ところが、最近…
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【62】 クールビズ

我が国に初めて女性の防衛大臣が誕生した。 「 小池百合子さんを 防衛相にしたのは、時宜を得た適切な人選だ 」 と某評論家が言っていた。 国際感覚と実行力を持った政治家だという。 日本の防衛・安全保障のために、しっかり リーダーシップを発揮してほしい。 その小池百合子さんが環境大臣をしていた平成17年夏、地球温暖化対策とし…
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【61】 美しい日本語

昨年、「 しんたさんのメルマガ 」 でも話題にしていたが、「 近年、日本語の乱れが目に余る 」 という話をよく聞く。 たとえば、「ら」抜き言葉。 テレビのコマーシャルで、「 70歳でもはいれる保険 」 と 「ら」抜き言葉を繰り返し流している。 毎日聞いていると、それが誤りではないような気もしてくるから不思議だ。 最近…
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【60】 雨が似合う町

「 雨が似合う町・名所といえば?」  BIGLOBEカプライトニュース おもしろ調査隊が会員にアンケート調査を行ったところ、投票総数 614中、ランキング1位は長崎だった。 上位 トップ3 は 一位  長崎 176票 ( 29%) 二位  鎌倉 127票 ( 21%) 三位  京都 104票 ( 17%) 四位 …
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【59】 大村公園の花菖蒲 と 小年剣道大会

大村公園の花菖蒲が今見頃だと聞いて、昨日12日の朝、久しぶりに大村公園に行ってみた。 蕾がまだ少し残っていたが、もう満開と言っても良く、江戸系、肥後系、伊勢系の30万本の花々が妖艶さを競うように咲き乱れ、見事な眺めだ。 早朝6時というのに、もう既に多くの人が訪れており、手をつないで散策している若いカップル、三…
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【58】 空き巣にやられたぁ!

「 ん? なんだこれは・・・」 月曜日の早朝、家族サービスの旅行を途中で切り上げ、一人で家に帰り、室内にこもった空気を出そうと カーテンを引いて窓を開けると、庭の芝生に50センチ四方の四角い鉄の箱が転がっていた。 一瞬、事情が呑み込めないまま庭に下りた。 「 これは、家の金庫じゃないか!」 扉が金庫本体から外されてお…
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【57】 靴 の 踵

先日スナックで、隣の席にいた30台の男が 「 うちの嫁さん、やっと間に合った電車に飛び乗る時、靴が脱げてしまい、片方をホームに残したまま発車してしまったんだってよ。  ドジだねぇ、まったく。 買って間もないんだよ 」 まったく情けなさそうな声だ。 すると、その連れが 「 そうだね。 いっそ、両方だったら諦めがついただろうに…
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【56】 眠った振りは 都合が良い

電車で、立っている人が多いのに 二人分の席を占領して真中に座り、隣りにハンドバッグを置いている。 ちょっとは気が引けるのか、眠った振りをしている。 気が引けるのならば、最初から二人分占領しなければいいのにと思う。 前に立って、「 すみません 」 と言えば、慌てず騒がず、反対側にまだ余地を残してほんの少しだけ開けてくれる…
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【55】 川柳は奥が深い

「 第20回第一生命サラリーマン川柳コンクール 」 ベスト10 の発表があった。 私は、毎年発表されるこの 「 サラ川 」 を見るたびに、ベスト10 に限らず入選した句には、「 これこそ正に 『 川柳 』 だ!」 と叫んでいる。 しがないサラリーマンのささやかな歓び、上司への鬱屈した不満、嬶ぁ天下に対するひそかな抵抗、理不尽…
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【54】 これは国民性?

先日、友人の車に乗せてもらったら、助手席を覆っているビニールにご飯粒が付いていた。 最近は少なくはなったが、自動車を買った時にシートやドアを覆っている透明のビニールを、いつまでもそのままにしている人がいる。 シートの被いは、1年ぐらいはそのままというのも珍しくない。 2,3年経って、手垢でべたべたしていてもお構いなしで…
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【53】 匂い蕃茉莉(バンマツリ)

朝まだき、起き抜けに庭に出ると上品なジャスミンの香りが漂い、誰か美人が傍にいるのかと、思わず後ろを振り返ってしまう。 鵲声庵に、カミさんのほかに美人が居る筈がない。 「 匂いバンマツリ 」 の花の香りなのである。 「 バンマツリ 」 …、あまり知られていない花木で、名前が珍しい。 10年ほど前、友人が珍しい花…
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【52】 祖庭 「長岡安平」 近代公園造りの先駆者

平成7年の晩秋、大村特産みかんのトップセールスのため新潟市を訪れた折、同市の職員から白山公園に案内して頂いた。 「 この公園は、明治5年新潟県令(知事)に任ぜられた楠本正隆が長岡安平に命じて造らせたもので、我が国で第一号となった都市公園です。当時は新潟遊園と名付けられましたが、オランダ風回遊式庭園とも言われていました 」 市職…
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【51】 大村公園の桜吹雪 と 花の絨毯 

平成10年4月3日、ポルトガル・シントラ市のエシュトレラ市長が大村市を訪れた時は、ちょうど桜が満開であった。 戦国時代、キリシタン大名で知られる大村純忠がヨーロッパに派遣した四少年使節がシントラを表敬訪問したことから、シントラ市と大村市は姉妹都市の縁を結ぶことになり、私が前の年シントラ市を訪問した返礼として来訪されたものだ。 …
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【50】 メジロ を 捕った!

「 ん・・・? メジロ?」 朝、窓のカーテンを開けたら、剪定した梅の木に止まっていた小鳥がパッと逃げた。 一瞬でよく分からなかったが、メジロのようだった。 彼岸の中日になっても ヒヨ ( ヒヨドリ・鵯 ) は再三訪れるが、桜の時期にメジロは珍しい。 梅を剪定したら全く姿を見せなくなっていたが、春の陽気が続いたあと急に冬の…
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【49】 玄海つつじ と 遅咲き水仙

3月18日、今日は彼岸の入り。 暑さ寒さも彼岸までというが、今年は冬と春が入れ替わり本来の季節感までずれてしまった。                ※ 満開の玄海つつじ 今年は、1月、2月に春のような暖かい日が続いた。 ところが、2,3日前から全国的に西高東低の気圧配置となり、真冬の寒さになった。 東京…
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【48】 床屋さん と 我が街のスタイリストルーム

「 髪がずい分伸びたわね、理容室に行ったら?」 と言われたら、私は 「 そうだね、午後にでも床屋さんに行ってくるか 」 と答える。 もうずっと前から、看板には 「 床屋 」 なんてないし、「 理髪店 」 も最近は 「 理容室 」 になっている。 それはそれとして、私は 「 床屋さん 」 と言ったほうが身近なものに感じる。 …
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【47】 梅 の 剪定

「 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿 」 という言葉がある。 桜は枝を落とすと樹勢が衰え、逆に梅はしっかり剪定しなければ駄目になるという教えであるという。 しかも、梅は花が終わったら直ぐ剪らなければいけないというのだ。 私は、この言葉は浮気の要諦を教えた諺ではないかと思われてならない。 「 桜 」 を 「夫婦仲 」 に、「 梅 …
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【46】 五木瓜(いつもこう)家紋 織田瓜と大村瓜

大村純忠は、長崎港を開いた戦国時代のキリシタン大名として夙に有名である。 千年の歴史がある大村家の家紋は 「 五瓜に剣唐花 」 で、「 大村瓜 」 とも言われている。 地元の人は、大村家の紋を 「 いつもっこ 」(五木瓜) と言っており、地域おこしの和太鼓クラブも、全国に名を馳せた時代の大村の心意気を太鼓の音に込めて伝えたいと …
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【45】 お雛祭りは大学受験日

きょう3月3日はお雛祭り。 それにしても、ここ数日のポカポカ陽気はまるで端午の節句だ。 ある女性によると、3月3日桃の節句は、その語感どおり、大人になり歳を経る程に甘酸っぱく心弾む日なのだという。 現代っ子には、2週間後に マシュマロならぬクッキーを彼から貰える日を待つ楽しみもあるらしい。 懐かしい思い出の日、思い出した…
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【44】 梅の花が咲くと花粉症が始まる

鵲声庵の梅の花が綻びだすと、見るも涙、香ぐも涙の季節となる。 俳諧師 服部嵐雪師の名句を冒涜するようで申し訳ないが  「 梅一輪 一輪程の 眼の痒さ 」 なのだ。 そう、快団爺は花粉症で、定期便の杉花粉に悩ませられるのである。 鵲声庵の庭に4本の紅白の梅が植えてある。 枝垂れ梅の花が見事に咲きそろっても、花の…
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【43】 西施捧心 と 美意延年 と 川柳と

「 西施 」 は、中国 春秋時代、越王 「 勾践 」 が呉に敗れた後、呉王 「 夫差 」 に献ぜられた 絶世の美女で、夫差は西施の色香に溺れて国を傾けるに至ったという。 西施は胸を病んでおり、眉をひそめ 胸に手を当てて悩んでいる姿が大変美しかった。 「胸に手を当て眉をひそめると美しくなるんだわ 」 と思った醜女が真…
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【42】 温泉宿 「椎葉山荘」 と 「 しいばの湯」

旅をして、その宿の支配人とそこで働く人々の暖かいもてなしの心に接した時は嬉しいものだ。 それも、作られたものでなく自然で心からのものを感じたときは、ほっとし癒される。 昔の旅館にあったように、過剰に構ってもらうのは有難いが鬱陶しい。 どちらかと言うと、自分の時間を自由に楽しめるという雰囲気を感じさせるのが良い。 特に…
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【41】 節分祭

「 きょうは節分、豆まきだよぉ 」 と聞くと、子供らは跳ね回って喜んだものだ。 日が沈む間もなく、あちらの家、こちらの家々から 「 鬼は外!福は内!」 の声が聞こえて来る。 「 あ、もうやってる…。内もやろうよ 」 子供が急かせる。  家での豆まきを済ませた後、子供らは連れ立って鎮守の杜に走った。 裃を着けた逞しい青年…
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【40】 角力灘

「 いぃち ・ にぃの ・ さんしろ ・ ばぁ !  へぇば ・ へって ・ へぇじゃ ・ ばぁ! 」 これは、気勢を添えて拍子をとりながら上り坂や長い階段を登る時の掛け声だが、調子の良い 4拍子になっている。 漢字で書くと、 「 一 二 の、三四郎ばぁ! 屁ば 屁って、兵治ばぁ! 」 となる。 「 へぇじゃばぁ …
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【39】 精力絶倫の序列

「 痩せチビ、赤鼻、スネ毛無し、キンキラ声の禿げ頭 」 私が就職した会社の歓迎会で、職場の先輩が先ず教えてくれた精力絶倫男の序列である。 これに当たる方がおられても、洒落だと思ってお許し願いたい。 これにも諸説あり、一番は 「 痩せチビ 」 が 「 あぶら顔 」 であったり 「 赤ら顔 」 になったり、いろいろであ…
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【38】 初夢

「 一 富士、二 鷹、三 なすび、四 そうろう に、五 へっちん 」 は、縁起の良い初夢の序列で、子供の頃よく聞き私の頭の隅に記憶として残っている。 一番から三番までは全国で言い習わされたものだが、四番、五番は全くのローカルのようだ。 五番の 「 へっちん 」 は、あの 「 雪隠詰め 」 の 「 雪隠 」 がなまったも…
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【37】 「 熊ん蜂 」 に 刺された!

「 おおい!あったぞ、あったっ!」 「 ほんとだ!」 「 わあ、大きか! お前の頭ぐらいはあるぞ 」 「 綺麗かねえ 」 「 近寄るなっ。 危なかぞ 」 『 本郷の梨の段々畑のすぐ上に クマンバチ が巣を作っているらしい 』 との情報を得て、我々ガキンコ隊は真夏の炎天下に1時間ばかり探し回って、やっと、最上段の畑の脇で…
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【36】 「 謹 賀 猪 年 」

昨年は、山に餌がなくなり、月の輪熊のように人里に降りてきて、 人様にずいぶん迷惑を掛けました。 今年は、干支だから 「 猪とし、愛とし 」 と大事にされるでしょう。 正月は、快団爺と一緒に、ゆっくり温泉にでも入って過ごします。  そこで新年の一句   年賀状 ブログで済まし 貯金して (快団爺)
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【35】 ヒトツバタゴ、涙の別れ

「 あぁ、そうだ。佐世保花園にすれば良いね 」 「 何を?」 「 ヒトツバタゴの嫁入り先だよ 」 「 あぁ、そうね、いいじゃない。あそこなら安心だわ 」                   ※ ヒトツバタゴ 8分咲きの頃 我が鵲声庵裏庭のヒトツバタゴは、下を通っている市道に沿って垂直に築き上げた高さ4.5M…
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【34】 痔 さんとの別れ 「 ジオン注 」 顛末

尊敬する痔の名外科医 Dr.山道の執刀で、30数年着いて離れず付き合ってきた痔さんと泣きの涙でやっと別れたのが7年前だった。 二ヶ月ほど前、痔さんがまた懐かしい顔を少し出しかかっているのに気が付いた。 「うぇ、こりゃいかん。 呼んでもいないのに、また出て来たか。もう、彼女 (痔さんだから彼?) とは付き合いたくないな。体…
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【33】 柊(ヒイラギ)の花の香り

四年前、現役を退いて初めての初冬、黄色い石蕗の花も終ったので鵲声庵の庭を片付けていたら、何とも言えない良い香りがする。 「 玄関のところは、何か良い香りがするね 」 とカミさんに言ったら、「 ああ、あの香り・・・、あれは、ヒイラギの花よ。 2,3年前から花を付けるようになったの 」 と教えてもらった。 これまでも、毎年花…
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【32】 「 挨拶 」 と 「 結い 」

「こんにちは・・・」 私は、先日私の育った村を久し振りに訪ね川沿いの田舎道を歩いていた折、その土地の人らしい50歳台の女性と逢ったので声を掛けた。 「あっ、どうも、こんにちは 」 女性は一瞬 戸惑いながら挨拶を返したが、私の様子から単なる挨拶だと分かり、安心したようにそのまま通りすぎた。 「お早うさん」、「こんにちは…
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【31】 断酒 と 筋トレ と 顔の皺

「 快団爺さん、お酒止めたんですか?」 「 ええ、まあ・・・」 「 へえー、ホント? 肝臓か何処か具合悪いんですか?」 「 いや、いや、そんなんじゃなくて・・・」 実は、『 斗酒なお辞せず 』 の根っからの酒好きが、70歳の誕生日を期してふっつりと酒を止めたのだ。 知人は、決まって 「 どこか身体でも悪いのか?」 …
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【30】 「 地 デ ジ 」  

『 いよいよ、12月1日から地デジ放送が始まります!』 地元局アナウンサーの誇らしげな声。 「 地デジって何が良いの。 今のままで十分写るのに、新しくチューナーを買ってまで、どうして地デジに変えなきゃぁならないのでしょう 」 憤懣やるかたなしという表情で、カミさんの持論が始まった。 カミさんのボヤキはもうこれで3 回…
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【29】 美しい日本の浜がなくなる

今は海辺の町でも学校には必ずプールがあり、指定した海水浴場以外はどこでも遊泳禁止だ。 だから、地元の子供達でも故郷の海を知らない。 大きな川が流れる町も同じだ。 川は汚染され、コンクリートできちんと三面張りに整備されて、沢山泳いでいた海老や魚が棲める流れも少なくなった。 国土交通省は、生き物の棲む流れを取り戻そうと河川の…
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【28】 「 少年野生の森 」 

最近、子供達は、ゲームなどをして家の中で独りで過ごすことが多い。 人と遊ぶ時は、ほとんど同学年同士だ。 異なった年齢の子が集団で過ごすのは、サッカー、野球、剣道、柔道、空手など大人が指導するクラブ練習の時ぐらいだろう。 子供だけの縦の集団で遊ぶには、その機会も場所も無くなった。 何より、危険を避けるなどの「ノウハ…
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【27】 野生の遊び

教員をしていた父が田舎廻りだったので、私は、赴任先の片田舎で生まれ、身近な自然の中で育ち、四季折々多彩で野生的な遊びを経験した。 春は、原野で隊列を組んでウサギを追ったり、海に突き出た断崖絶壁の孤木に登ってトンビやカラスの巣を襲い、親鳥の攻撃を竹の棒で防ぎながら命がけで卵や雛鳥を獲ってきた。 夏は、川に行き、土手の石垣の穴に…
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【26】 トンビ(鳶) の巣を襲え! 

「 おおい! 下は見るなよっ 」 「 もうすぐ来るぞっ、 しっかり掴まっとけよぉ!」  海に突き出たような断崖絶壁で、急斜面の上方にひょろっと伸びている高い孤木に、しがみつくようにして登っている私と、必死で後に続いている下田君に対して、木の下から、二人の仲間が懸命に声を掛ける。 下を見るなと言われても、怖いから、どうし…
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【25】 「 愛 」

平成11年3月、毎日新聞長崎版のコラム 「 片々 」 に、加藤支局長の記事が 載った。                                                  愛        「二人は愛し愛されていました」    若い人が言ったのではない。 93歳の    男性の言葉だ。    92歳…
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【24】 親父ギャグ川柳 なのだ!

「 『 落ち葉焚き 芋焼き上がり 穴だらけ 』 は、どうだ 」 と威張ったのだ。 「 今、街で落ち葉燃やしちゃいけないのよ。嘘 詠んじゃ駄目よ 」 とカミさんが言ったのだ。 ( 『 頭の中で焚き火して焼いた芋だ。 文句あっか・・・!』 なのだ。) 快団爺の川柳は、いくら数撃っても当らないのに、懲りずにせっせと撃ちつづ…
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【23】  撮り溜めた写真は どうしよう

撮り貯めた、写真をパソコンに取り込んで整理するのが、こんなに面倒で、時間がかかるとは思ってもいなかった。 先日、一週間かかっても、まだ半分も済んでないなと思いながら、フィルムや写真を、スキャンするため部屋いっぱいに広げていた。 「 パソコンに取込んだ写真は、いつ見るんですか。子や孫達も、わざわざ パソコンを開いてお父さん…
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【22】 デジタル時代 8ミリ映写機が動かない

倉庫を整理していたら、発泡スチロールの専用箱に入った8ミリ映写機が出てきた。 30数年前、薄給をはたいて8ミリ撮影機と映写機を買い、可愛い盛りの息子と娘をせっせと8ミリフィルムに収めて、映写会を開いては楽しんでいたものだ。 ところが、14,5年経ったら映写機が動かなくなったので、買った電器屋に相談したが、どうにもなりませ…
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【21】 「あっ停電 大変だぁ!」

昨夜、薄ら寒くなったので、寒さに備えて各部屋のエアコンや暖房器具の点検をしようと、掃除したりテストしたりしていたところ、突然家中の電気が消えた。 たまたま隣の市から来て炊事手伝いをしていた娘が、けたたましい声を上げた。  電子レンジで天ぷらを揚げていたようだ。 「 どうしたのぉ?!」 台風13号の大停電騒動のあとだけに、…
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