【92】 佐世保花園 牡丹 と つつじ


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「 牡丹の花が咲きそろったよ 」
佐世保花園のオーナーである友人から電話をもらって、先月22日、兄夫婦を誘い 久しぶりに花園を訪ねた。
行くのが 2,3日遅れたため、花は 少し盛りを過ぎていたのもあったが、花園の平坦区域の畑に広がる 凡そ 1万株の牡丹は、濃い赤紫を主体に、ピンク、赤白斑模様など しっかりと大輪の花を付け、花の女王であることを誇示するかのように艶を競い合って、見ごたえがあった。

牡丹は 薔薇と同じく、育てるのが なかなか難しく大変だという。
先ずは土壌だが、適度の保水力もあり しかも水捌けが良く、豊かな肥えた土でないと上手く育たないらしい。
ここの牡丹畑も、ホクホクとした土で、オーナーの丹精のほどが偲ばれた。

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また、花園の南向き斜面すべてを覆い尽くすほど広がっている 約 1万本のつつじ も、先ずは 久留米つつじ が花を付け始めて、見事な色模様を描いていたが、満開までには 一週間ほど早く、まだ七分咲きというところであった。
続いて、久留米つつじ と混植している 平戸つつじ が間もなく花を付け始めるのだ。

この花園には、2月末にも、同じく兄夫婦も連れだって行き、観梅を楽しんだ。
今回と同じく時期を失して、少し盛りを過ぎている木もあったが、梅の花持ちは長いので、花園のあちこちに植えた約70本の木に 未だ びっしりと見事な花を付け、私たちを迎えてくれた。

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一般の市民が入園することは、自由に認めており無料なのだが、オーナーは、「 『 綺麗ですね、見せて頂いてありがとう 』 ぐらいは言っても良さそうなものだが、何の挨拶もない。こんな人には花を愛でる資格はないよ 」 と、いつも憤慨しているが、確かにその通りである。

梅の時と同じように、この日も、大勢の人々が訪れて園内を散策し、牡丹の花 を背景に写真を撮ったりして、豊かな春の一日を堪能していた。
車椅子に老人を乗せて押している 老人施設の団体さんと思しき人達などもいた。
見た限り、確かに、引率の人からも、それと分かる作業衣の社長さんや花の世話をしている人に、全く挨拶のひと声もなかったようで、淋しい限りである。

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鵲声庵の庭で、毎年5月の連休前に見事な花を咲かせていた ヒトツバタゴは、大きくなり過ぎたので、一昨年の暮れ 佐世保花園に嫁にやっていた。
( 「 [35] さよなら ヒトツバタゴ 涙の別れ 06.12.25 」 に記載 )
http://kaidanjii.at.webry.info/200612/article_5.html 
我が庭では、巨木に見えたが、広い園の入口付近に移植していたのを見た時、吃驚するほど小さく見えた。
しかし、来月初めには 乳白色の花を木いっぱいに付けるだろうと思いながら、別れを告げた。

 そこで一句
  名花競う 後宮三千 王も萎え (快団爺)


 [ 追記 ]
「 嫁入りした ヒトツバタゴの花が満開になったよ 」
昨日4月3日、オーナーから電話があった。
懸命に花咲かせた ヒトツバタゴを激励に、また 花園に行きたいものだ。 

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この記事へのコメント

仮分数
2008年05月03日 09:45
こんなに見事な佐世保花園 嬉しく思いました。
数年前 薔薇の満開の季節に訪問した際、寒いのにもかかわらず オーナーは下駄履きのまま、貴重な花満開の薔薇の花をむしり取って「風呂に入れなさい」と頂きました。
それ以来の懐かしい花園です。
オーナーの御努力で庭園も整備され、見事な牡丹です。ツツジも見事。薔薇も最高です。
池の中には、大きな緋鯉が泳いでいる。
管理されている庭園でなく、思いきり自由に咲いている花 緋鯉・・・・・・
忘れていた、今の時代を思い出します。
無伴奏ソナタ
2008年05月05日 08:13
これほどまでに見事な牡丹の群花、間近で観たいものです。快団爺氏の写真も素晴らしい!

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