【79】 恵方巻き


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「 おお! なかなか やるじゃないか 」
一昨日、近くにある コンビニ/セブンイレブンに入ったら、どデカイ鬼が出迎えたので、一瞬、びっくりして立ち止まった。
見上げるほど大きい鬼のパネルである。
横を見ると、「 2008年の恵方/南南東 」「恵方巻き/丸かぶり寿司 ご予約承り中 」とあった。

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「 あぁ、もうすぐ節分なんだ。 あれから一年経ったのか・・・ 」
昨年は、「 豆まき行事 」 のことなどを ブログで書いたが、月日の経つのが早いものだと実感する。

「 恵方巻き 」 は、春の節分の夜に、恵方に向かって目を閉じ、無言で健康や幸せなどを願いながら、 太巻き寿司を 一気に丸かじりするのである。
一家の福を得るためにしても、難行苦行ではある。
家族みんなが、同じ方向を向いて 何も言わず、太い巻き寿司を 丸のまま頬張っている様子は、何とも滑稽な気がしないでもない。

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もともと、立春の前日の大晦日に、前年の災厄を祓い、一年の商売繁盛や家内安全を願う 「 年越しの行事 」 だったようだ。
大阪船場の商家などで行われていたらしいが、新暦になってからは、立春の前日の 「 節分の行事 」 として続けられていた。
それが、近年になって 全国的に流行りだしたものだ。
最初は海苔生産組合など業界筋の思惑もあって喧伝されたのを、マスコミも盛んに話題にしたので知られるようになったのだという。
最近は、スーパーなどでも 太巻き寿司が良く売れているようである。

「 恵方 」 は、良い神様即ち歳徳神のおられる方位のことで、その方位は、干支(えと)の十干によって毎年変わるという。
物の本によると、今年の干支(えと)は 「 戊子(つちのえ ね) 」 だから、「 戊 」 の年の恵方は、「 丙 」 の方角だという。
何だかよく分からないが、だいたい 「 南南東 」 らしい。
「 だいたい 」 と言うのは、実際は、南南東より僅かに南にずれているからだ。
ならば、「 南南南東 」 だなと思っていたら、別の解説に 「 南微東 」 と書いてあった。
不明にして初めて知ったが、何人が言ったのか、うまい表現もあるものだ。

 そこで二句
  忘れてた 夕餉のあとに 恵方巻き (快団爺)
  南南東 今年の恵方に いじめっ子 (快団爺)

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                   ※ 昊天宮と富松神社


この記事へのコメント

無伴奏ソナタ
2008年02月03日 22:21
>忘れてた 夕餉のあとに 恵方巻き

おなかいっぱいで、もう無理っす・・・。
無伴奏ソナタ
2008年02月03日 22:22
>忘れてた 夕餉のあとに 恵方巻き

おなかいっぱいで、もう無理っす・・・。
さぶ
2008年02月04日 10:16
快団爺様の川柳も磨きがかかってきましたね。
時々、らしからぬ句もありますが、それも同好会なら佳作です。(しつれい!)

「 何人が言ったのか…」、最後にさりげなくダジャレも入れて自分で楽しんでおられる。
憎いねぇ。
初め、つい「 なんにんが… 」と読んでしまい、後で「あっ…」と気づきました。
ドジだねぇ。
仮分数
2008年02月06日 10:22
日本生命サラリーマン川柳 バレンタインデー川柳等、秀作川柳が発表されている。
 それにも まして 快団爺さんの川柳には、磨きがさらに かかっている。
 現代の社会風刺 人生かくあるべき道徳など 爺さんの 思いは深い。
 

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