【77】 鏡開き


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正月11日は鏡開きである。
正月の歳神様に供えた鏡餅を下げて割り、雑煮や汁粉(善哉)に入れて食べ、一家一統の円満を願う日本の風習だ。

「鏡開き」は、男は鎧などに供えた具足餅を、女は鏡台に供えた鏡餅を正月20日に割って食べた武家の行事が一般化 したのだという。
元々、武士の「刃柄 (はつか)」を祝うとして、正月20日に開いていたが、徳川第三代将軍家光公の命日が20日だったことから、江戸では正月11日に変更され、それが関東地方に、更に参勤交代で各藩にも広がったらしい。

刃物で「切る」のは切腹を連想するから良くないと、木槌で割っていたが、「割る」は忌み詞だから、末広がりの言葉で縁起をかつぎ、「開く」としたのだという。
武士は不始末があれば、即「切腹」が待っているから、特に年初めの行事には、こんなことにも気を使っていたのであろう。

ところで、祝宴の始めに法被を着て酒樽の蓋を割る「鏡開き」は、元来「鏡抜き」が正しい表現だという。
日本語はおもしろい。

 そこで三句
  鏡餅 私も餅肌 だったのよ (快団爺)
  鏡餅 年々小さく なるばかり (快団爺)
  ダイエット ああ溜息の 汁粉餅 (快団爺)

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この記事へのコメント

大村さくら
2008年01月20日 10:34
一人の行政マンとして
快団爺のブログを知りえた
今 この地がどんな混乱を招いているか
今 この地が 地獄に落ちているのか
今 この地の 未来が暗黒であるのか
快団爺の 腕が求められている
無伴奏ソナタ
2008年01月23日 21:11
毎回、快団爺の博学には目を見張りますが、後に続く川柳との「落差」が大きいのは、何ともはや。
ただ「ダイエット ああ溜息の 汁粉餅」の句には、甘いものを食べない小生も、納得。

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